日報(的鳩もよ)

1992年生まれ。水の近くが好き。 Twitter:matobatomoyo

0812 mon

オリンピックの閉会式を観るために4時に起きた。楽しみだけど、終わらないでの気持ち。テレビを点けたらとりあえずスポーツが観れる娯楽の時間をありがとう。

閉会式、選手入場のテキトーさが最高だった。スマホを片手に、時には踊りながら、オリンピアンたちが入場してくる。開会式とは違って服もリラックスしたものが多かったが、それでもそれぞれの国の個性がでていてよかった。

楽しみにしていたくせに、偉そうな人たち(※実際偉い)の挨拶が始まるとスッと寝落ちしてしまった。起きたらトムクルーズが宙を舞っていた。

 

「HOLLYWOOD」のあの有名な看板の「O」をオリンピックマークにしてブチ上がるフロア、レッチリ、ビリーアイリッシュ、瞬間移動スヌープドッグ(昨日までパリでダンス見てたはずだから)を引き継ぎVTRで使えてしまう、アメリカのタレントの多さよ。

4年後も楽しみだよ〜!と、純粋に気分が上がる。4年後に自分が生きている保証も、さらには日本が出場できる世界情勢の保証も、何にもないけど。せめて4年後のリベンジを誓ったオリンピアンたちが、競技に集中できる4年間であってほしいと思う。今年そうできなかった人たちも。

 

すっきり起きれるまで寝直したら9時半だった。下鴨神社の「下鴨納涼古本まつり」に行く。「夜は短し歩けよ乙女」で絵本を探す、あれ。

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実は、古本屋にあんまり良さが見出せていない。何かを探していても見つからない気がするし、あてもなく入ると全て自分に関係のない物のように感じてしまうというか。本屋さんと違って、本がよそよそしい感じがする。手に馴染まない。

と思いつつもぶらぶらと歩き、ディスプレイやタイトルの並べ方が気になったお店の書棚を見てみる。すると旅行系をひとまとめにした本棚があり、気になる地域の本を選んでは立ち読み。旅のエッセイっぽい本を探す。

ウィーンの本で、書き出しが「練馬区出身なのに自分がウィーンで生まれ育った気がしてならない」と、ちょっとよくわからない文章から始まった本が気に入って買った。同じ書店で、マザーグース関連の本がまとまった棚があって、日本語の解説書を買うかどうか、迷って迷ってやめた。マザーグースの歌も解説も充実しているやつがいいかな……。歌は「ハンプティダンプティ」しか知らない。あと「誰が殺した駒鳥を」の詩しか知らない。知識はないけど、興味はあるんだったと思い出した。

他の書店で、えらい昔の暮しの手帖を購入。何冊か並べられていたが、神戸の街が紹介されている回の雑誌で、表紙も可愛らしいものを購入。神戸の景色も、だいぶ今と違った。なるほど、こうやって古本って楽しむのか。

古本市の端でやってる屋台でかき氷を買って身体を冷やす。発泡スチロールのカップに、ストローの先がスプーンになってるアレ。食べにくさで感じるノスタルジー。そりゃ無理やり大きく掬ってこぼすよね。古本屋は本の並べ方によって自分との相性がありそう。「気に入った古本屋」を見つけるのも楽しそうだなと思う。

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