日報(的鳩もよ)

1992年生まれ。水の近くが好き。

0608-0609 静岡一泊旅

一泊二日で実家に行く。

 

京都駅から新幹線に乗る。1階にあるお土産売り場では京都のパンとおにぎりが売っていると知った。覚えておきたい。手土産にほうじ茶を買ってグリーン車へ。「ぷらっとこだま」で買ったので、奮発しているように見えて実は定価より安い。

 

静岡駅で浜松行きの在来線に乗り換えて、用宗(もちむね)駅で降りた。小さな港町で、今はシラスしか水揚げがされていないと聞いた。ひなびた雰囲気が好きなのだが、地元の不動産が力を入れて街おこしをしているので小綺麗で美味しいお店が多く、ブルワリーや温泉まである。それでいてコンパクトで見て回りやすいので、静岡に帰ってきたときに晴れていてかつ時間に余裕があれば、必ず海を見に立ち寄っている。耳の奥にこびりつくような波が消波ブロックに当たる音と、遠近感が狂って怖くなるくらい広い海。太平洋はおおらかそうに見えて、底知れぬ恐ろしさがある。

 

まずは港まで歩いてシラス漁期間だけ出店している「どんぶりハウス」で生しらす丼を食べる。できあがりを待っている間にも漁船が続々と帰港してくる。丼にはびっくりするくらいの量の生しらすがのっている。白魚の踊り食い、したことないけれどそれと似たような抵抗感を感じるくらいに。とはいえ見た目に怯んだのは最初だけで、わしわしと食べる。

 

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持論だが、本当は生しらすより釜揚げの方が美味しいと思っている。釜揚げは身とうまみがぎゅっと凝縮されていて、醤油をかけるのがもったいないくらい。一方で生しらすは味というよりは清涼感を味わうものな気がする。たっぷりの生姜と醤油で風味をつけて食べる。こういうちょっと暑い日にはちょうどいい。

 

食べ終わったら腹ごなしに港から海岸まで歩く。しばらくぼうっとしてから海岸沿いのジェラート屋さんへ行く。大人なのでダブルのカップを買う。コーンへの未練を捨てて利便性重視のカップを買うのは大人の行為だ。ちょっと勢いをつけて防波堤に座り、海を眺めながら食べる。飽きた頃に電車に乗って次の目的地にゆくのがいつもの用宗の過ごし方だ。

 

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実家は2ヶ月近く空き家だったので掃除のために来た。トイレの便座にカビが生え始めていたくらいで、まったく問題がなかった。一応掃除をして、少しだけ残っていた洗濯物をかけて家中を換気する。そのことを母に連絡して、今回の旅の任務は無事終了した。日帰りしてもいいかなと思ったが、歩き疲れたので素泊まりさせてもらうことにする。

 

母の「愛蔵版 ベルサイユのばら」を読もうとしたら、捨てたらしく本棚のどこにもなかった。仕方なく「女帝エカテリーナ」を読んだ。

 

0608 SUN

早朝、電車とバスを乗り継いで「サウナしきじ」へ向かう。しきじは薬草のサウナが名物で、建物に近付くだけで独特の香りがする。

 

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久しぶりの薬草のスチームサウナは蒸気が気前よく出ていて、火傷しそうで怖くなるほどだった。水質の良さが売りの水風呂も気持ちいい、というか全てのお風呂がその水質の良さからかすごく気持ちよくて、体重が5キロくらい減ったのではと思うぐらい体が軽くなった。ポカリスエットオロナミンCを買ってオロポを作る。ジョッキなんて借りないで、ポカリスエットを数口飲んでからペットボトルにオロナミンCを流し入れる粗野なスタイルがわたしは好きだ。

 

バスで静岡駅に戻り、駅弁を買う。お昼は東海軒のホテイの焼き鳥のお弁当と、黒はんぺんの天ぷら。おやつには菊水堂のポテトチップス。効率よく静岡らしさを味わえた旅だった。

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